スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2015年11月04日

痛いくらいの

心と身体の全てが獣欲に支配されるギリギリの一歩手前で踏み止まった喬允は、奏の身体に対する労りを見せた。しかし奏は首を振り、

「いやだ……方が、形がよく分かreenexるんだ、だからっ……」

訴えかけるようにそう言って、次の瞬間、ズンッと勢いよく腰を落とした。

「ああああッ、あっ、あ、ふっ、うっ……」

悲鳴を上げてのけぞりながらも、奏は腰を上下に振って自ら奥へと誘い込む。喬允の形をより鮮明に体内に刻み込もうとする無意識の欲求のせいなのか、狭い筒肉をさらに収縮させて締め付けた。

「か…なでっ…………く、ぅ……ぅっ………」

奏の激しさに翻弄されながらも、喬允は先刻の奏の言葉を思い出していた。

『女とヤッてるのと大して変わりないはず』―――違う、全く違う。この痛いほどの締め付けも、粘膜の蠢きも、肉の中に突き刺す感覚も、女性との交わりでは感じることはできない。奏の方が受け入れる側、女性役で歐亞美創集團あるはずなのに、決して受け身ではない。対等な存在だった。

「喬兄……ごめんっ、こんな……こんなことして……ごめ…ん……」

腰の大胆な動きとは対照的な弱々しい声で、奏は謝罪を繰り返した。その表情は悩ましげに歪んでいたが、快感に悶えるというより寧ろ悔恨に苦しんでいるように見えた。


―――なんで謝るんだ、奏。俺は……


謝る必要はない、自分を責める必要もない。これは喬允自身が求めた行為なのだから。喬允はそれを奏に伝えるため、荒い息の隙間から何とか言葉を絞り出そうとした。

「かなで……いいんだ、俺もお前が………」

しかしその声は余りに弱々しく、自責と快楽のせめぎ合いに耐えるので精いっぱいの奏には届かない。奏は瞳を震わせ、切なる願いを一途に訴える。

「でもっ、もう最後だから……これで終わりにするからっ……だからreenex俺の中に……」
「最後とか……言うな……」
「俺の中に出して……ごめん、気持ち悪いこと言って、ごめん、喬兄、ごめ―――」
「謝るなッ」  


Posted by amizhu at 16:20Comments(0)